珍しい取り組みの道の駅「柿の郷くどやま」
先日、和歌山県に新しい道の駅がオープンしました。
その道の駅は、高野山にほど近い九度山町にあり、柿がたくさんとれる場所柄、道の駅の名称は「柿の郷 くどやま」と言います。
「おはよう朝日土曜日です」でも『注目の道の駅NO.1』として放送されていたのですが、観光客用の道の駅という側面の他に、地域の方々を支援するという意味合いのある、とても珍しい試みの道の駅でもあります。
九度山町内にはスーパーがなかったということで、この道の駅内にテナントとして入っている産直市場が町民の方々のスーパーがわりとなるよう生活用品を売っていたり…。
道の駅内に体験施設も入っていて、そこで地域住民の方々と観光客とのふれあいなども企画されているとのこと。新しいコミュニケーションが生まれることで、刺激が増えることが期待されているようです。
道の駅の役割って?
そもそも、道の駅の役割、期待される効果って何なのだろうと気になって調べてみると。
道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」、そして「道の駅」をきっかけに町と町とが手を結び活力ある地域づくりを共に行うための「地域の連携機能」、の3つの機能を併せ持つ休憩施設「道の駅」が誕生–引用:道路:道の駅案内 – 国土交通省
国土交通省の”道の駅とは”というページには、3つの機能を備えた休憩施設が「道の駅」だと書かれています。
3つ目の地域の連携機能というのは、地元の特産品などを販売することなどを指すそうです。
九度山の道の駅は、これに+αで「地域住民支援」という視点を足したことになります。
とても大きな視野で計画されたのだなぁ~と思います。
↑道の駅に設置された、九度山紹介のパネル
立ち寄った際には、九度山の特産品の買い物と合わせて、地域住民支援の視点でも道の駅内を見渡していただければ、また違った部分が見えてくるのかもと思います!
▼リンク
●道の駅「柿の郷くどやま」
●和歌山・九度山に道の駅「柿の郷 くどやま」-初日は6000人でにぎわう – 和歌山経済新聞